ワーキングプアからの脱却を目指す株式投資

元新聞配達員のワーキングプアが没落老人回避のために孤軍奮闘

私は何も優れた能力がありません。

短期売買なんて全くダメ。それこそ大成功を収めている億トレーダーの方のほとんどがデイトレスキャルピングの成果ではないでしょうか?

私は全くダメです。短期売買をやればやるほど損失が膨らんでしまうんです。なので諦めました。

さらにシステム売買のプログラム開発なんてものも全くできません。まったくのITオンチでそれこそプログラムなんて一切できないんですから。

要するに何一つ武器の無い弱者。子ネズミのような存在です。実際に私はネズミ年生まれですしね。

徘徊する大型肉食獣にいつ喰われるか分からない。空飛ぶカラスにいつ喰われるか分からない。水を飲みに川に行けば、ワニに喰われるんじゃないか?とビクビクしている。

私のような弱い子ネズミが喰われずに生き残り、そして餌を獲得する方法は無いものか?と必死で考え続けました。もがき苦しんだ結果、たどり着いた答えが長期投資でした。まさに凡人の手法です。

弱い子ネズミは普段は喰われないように物陰に隠れ、じっと身を潜めていなければなりません。そして辺りが暗くなったのを確認してからひっそりと行動して餌を探し求めます。まさに長期投資とはこの子ネズミのような生き残り作戦なんです。

別名「セミの幼虫作戦」とも言っています。土の中で飛躍の時を待つセミの幼虫のようにじっと待つ。銘柄を調べて調べぬいて厳選してさらに安いところで買ってひたすらじっと待つ作戦。「凡人の手法」ではありますが、何も特別な能力を持たない私がマーケットで生き残り、そして利益を得るにはこういうやり方しかないという結論にたどり着きました。

短期売買で成果の出る方から見るとまさに「愚の骨頂」とか「凡人の手法」などという評価をもらってしまいますが仕方がありませんね。ネズミが空を飛ぼうって言ったって無理な話です。ネズミが強い肉食獣の真似をしても逆に食い殺されるだけです。

ネズミにはネズミのやり方がある

それが失敗続きの投資経験の果てにたどり着いた私の投資哲学です。

七転び八起きどころではない、それこそ100回転ばされてようやく起き上った101回目にしてたどり着いたのが長期投資という手法でした