ワーキングプアからの脱却を目指す株式投資

元新聞配達員のワーキングプアが没落老人回避のために孤軍奮闘

ダウは依然として下方向へ力が働いている

ダウ平均は3日続伸で、上げ幅は3日間で900ドル近くなりました。

おお!底を打ったか!と思わせるようなチャートにはなっています。ですが個人的には依然としてダウは下向き。まだまだ底を打っていないと思っています。その一つの理由が日経平均です。

4月6日(金曜日)の日経平均ですが、まったく煮え切らない。ダウが3日続伸大幅高で戻ってきたにもかかわらず日経平均がザラ場で前日比マイナス。マイナスですよ。私は大幅高という展開かと思っていました。ドル円も一気に107円半ばに乗せて戻ってきたにもかかわらずです。

ではなぜ上がらないのか?それは・・・

外国人が買っていないから

だと思います

この日発表になった東証統計の投資主体別売買動向ですが、3月第4週の外国人は12週ぶりの買い越し。過去11週連続の売り越しからようやく買いに転じた!というニュースになっていましたが、買越額はたったの48億円。これでは買い越しとは言えませんね。買い越しと言うより様子見、あるいは売りの小休止、と表現するのが正解でしょう。外国人は依然として下を見ているということが分かると思います。

それではなぜダウは上がっているのでしょうか?

恐らく個人の税還付金が買い主体なのでは?

と見ています。ファンド系資金の売りに対してアメリカの税還付を受けた個人の資金の買いが相場を支えているのではないか?と思っています。この個人の大きな税還付金による買いが無くなるまではダウは堅調に推移するのではないか?と個人的には見ています。アメリカの個人の資金の買いは当然、アメリカ市場のみで日本市場には基本的には回ってきません。なのでダウ堅調、日経伸び悩みという展開になっているのではないかと思っています。それは要するにファンド系資金についてはニューヨーク市場でも日本市場でも売り姿勢だということです。

どちらが勝つかは分かりません。ファンド系資金が必ず勝つわけではありません。日本市場でも個人の押し目買いの前に外国人が敗れ去るという局面が今までも多々ありましたからね。なので外国人のファンド系資金についていけばいいというものでもありませんが、ただ、彼らがここまで下を見ているというのは注目に値すると思います。

個人的には彼らが売り姿勢を鮮明にしている間は買いで入るのは少々怖いという気持ちです